税理士法人セルボ・クレール 大阪事務所のホームページへようこそ。
私たちは大阪市北区に事務所を構える税理士事務所です。
2012年11月に税理士の長村と木下の2人で開業しました。
それから満3年が経過し、当初はクライアント0社からのスタートだったのですが、
今では150社超のクライアントに関与させていただいております。
そして、2015年6月には東京の恵比寿に税理士法人セルボ・クレール 東京事務所を開設することができました。
私たちは「税理士業界の常識」や「そこに巣食う悪しき慣習」を全て取っ払うような、本当の意味でクライアントに貢献する税理士事務所を作りたいとの思いから税理士法人セルボ・クレールを設立したのですが、「言うは易(やす)く行なうは難(かた)し」で、簡単なことではありませんでした。
私たちも開業当初は「鳴らない電話」や「減り続ける預金残高」の恐怖に怯え、どんな少額な報酬のお仕事でもお受けしていましたが、HPの検索順位(「税理士 大阪」)が徐々に上がっていくにつれ、私たちの考えに共感していただける方からのお問い合わせを多く頂戴することになり、今では何の営業をすることもなく、毎月クライアントが増えていっている状況です。
また、ありがたいことにクライアントになっていただいた方からも多くのお客様をご紹介していただくことができ、小さな波紋が大きく広がっていくように、「出会いの輪」がどんどん広がっていることを日々実感しています。
これも全て、私たちの思いに共感してくださったたくさんのクライアントと日夜頑張ってくれているセルボ・クレールのスタッフのおかげだと思います。
本当にありがとうございます。
そして、今思っていることは、税理法人セルボ・クレールはまさに転換点を迎えているということです。
インターネットやクラウド会計の進歩により、一般的な「記帳代行型」の税理士事務所は近い将来死に絶えることでしょう。
私たちは開業当初より、「記帳代行」や「経理業務の丸投げ」などの外注的なお仕事はお受けしないスタンスではありました。
しかし、クライアントの増加に伴い、クライアントのニーズをお引き受けする中でそういったお仕事をお受けすることもままありましたが、限られた人的リソースでは対処していくのにも限界がありますので、従来のコンセプトを一回ぶっ壊して、また新たに作り変えようと思います。
私たちは新しいコンセプトを掲げることにしました。
「決算書をデザインする。」それがセルボ・クレールのモットーです。
税理士法人セルボ・クレールは税理士、公認会計士、宅地建物取引士等の様々なバックグラウンドを持つ少数精鋭のメンバーを集めたブティック型の税理士事務所です。
私たちは記帳代行や決算書、申告書を作成することだけが、税理士事務所の仕事だとは考えていません。
お客様から見ると税理士事務所はどこも同じに見えると思います。
領収証や通帳等から会計ソフトに入力を行い、決まったルールに従って申告書を作成するだけなのですから、どこの税理士事務所に頼んでも一緒だとお考えになるからだと思います。
そう思われても無理はありませんし、それは紛れもない事実だと思います。
記帳代行や決算書、申告書作成のみのお仕事であれば、税理士事務所はとても楽です。
毎年同じようなルーティンワークなので頭を使わなくてすむわけですから。
しかし、そのような楽なお仕事では多くの報酬をいただけるはずもなく、現に、税理士事務所の低価格競争が激化していますし、インターネットではたくさん広告を出して「低価格」をコンセプトに集客する大きな税理士事務所も出てきました。
ただ、その低価格も実際は表面的なものであったりするのですが・・・。
私たちは他の税理士事務所のやり方について、とやかく言うつもりはありませんが、何だか「税理士」という職業がビジネス(売上規模の追及や事務所の大規模化)に偏りすぎているようで、本来のあるべき税理士事務所像から、かけ離れてきているのではないかと感じています。
私たちもひと昔前の税理士の大先生と少数の女性職員でやっているような、ひなびた税理士事務所が決して良いとは言いませんが、普段何もしてくれない大先生が、ここぞというときに助けてくれたので、とても感謝しているというような話をクライアントから聞いたことがあります。
「ここぞ」というのが「会社が倒産しかかっているときに、福祉事業にスイッチするようアドバイスをもらって大成功だった」とか、「税務調査で頑張ってくれたおかげで、何とか首の皮一枚つながった」とかなんですが、そんな話をクライアントから聞くたびに、「税理士」という職業は捨てたもんじゃないなと感じたものです。
私たちは、税理士業界の潮流に逆行しているのかもしれませんが、税理士という職業の原点に立ち返り、売上の規模やクライアント数に事務所のメルクマールを置くのではなく、クライアントの数は少なくても構わないので、その1社1社とのお付き合いの濃度をさらに深めていくこと、すなわち、濃いお付き合いのできるクライアントがいくつあるかにこだわっていきたいと考えています。
せっかくお付き合いさせていただいているんですから、プライベートなご相談から夫婦喧嘩といった些細な話までお聞きできるような関係になりたいと思います。
クライアントが最後の最後まで頼ってくれるような存在に、セルボ・クレールはなりたいと考えています。
このHPをご覧いただいているお客様の中にも、税理士報酬なんかはとにかく安ければそれでいいし、話なんか聞いてもらわなくても構わないから記帳代行をして申告書を作ってくれたら、それでいいという方がいらっしゃると思います。そういった方はそれに見合ったビジネスライクな税理士事務所とお付き合いをしていただけばいいと思います。
セルボ・クレールは前述したとおり、とても面倒臭い税理士事務所です。
私たちが本当に提供したいサービスは、決算書や申告書が出来上がるまでの過程、すなわちクライアントの日々の積み重ねの中に、どんな形であれ関与させていただくことだと考えています。
それはクライアントとの会話の中から節税や事業のアイデアを引き出すことかもしれませんし、事業の方向性に影響を及ぼすようなご相談に乗らせてもらうことかもしれません。はたまた、私たちがお客様をご紹介させていただくことかもしれません。
つまり、私たちは単に過去のできごとである決算書や申告書を作成して報酬を頂戴したいのではなく、クライアントの決算書ができあがるまでの過程で、クライアントと共に会社の数字を作るお手伝いをさせていただきたいのです。
「決算書をデザインする。」そんなお手伝いをすることが、私たちが本当に提供したいサービスであると考えています。
また、私たちが思う最高の税務サービスとは
「クライアントが気づいていない税務の論点を他愛もない雑談の中からキャッチアップし、
その都度、的確なアドバイスをさせていただくこと。」なんじゃないかと考えています。
報酬はセルボ・クレールの担当者が決めさせていただきます。
私たちは他の税理士事務所がやっているような画一的な料金表は定めたくありません。
それは私たちが提供させていただくサービスに対して決まった料金を定めることは難しいと考えているからです。
というのも、私たちは定型の資料をすべてのお客様に提供したり、一律に同様のサービスを勧めたりはしません。
そのお客様に必要のない、喜んでいただけない資料作成に無駄に時間を浪費するつもりはありませんし、お客様も無駄だとお感じになるサービスにお金を払う必要がなくなります。本当に必要なサービスは何なのかをご依頼いただければと思います。
税理士事務所としては料金表をキチッと定めた方がサービスに対する報酬のムラがなくなるのだと思いますが、同じ報酬であったとしてもクライアントの感じる負担というものは人それぞれだと思います。
例えば、とても大きな税理士事務所に顧問契約してもらい、その税理士事務所の料金表に従って他社よりも高い報酬を支払うことになったけれども、担当に付いたのが新人スタッフだったために、提供を受けたサービスに対して高い報酬を支払うことになってしまったという方はたくさんいらっしゃるでしょう。
私たちも昔は新人でしたので、不慣れな時期には同じような思いを、担当させていただいたクライアントが持たれていたかもしれません。しかし、最初は誰でも新人なのですから、一生懸命お仕事をさせていただくことで徐々にクライアントに認めてもらい、いただいている報酬以上のサービスを提供できるようになっていくんだと思います。
私たちが今あるのは「過去に担当させていただいたクライアントが育ててくれた。」と思っています。
私たちが税理士事務所を設立した後しばらくしてから、新人時代から担当させていただいていたクライアントが税理士事務所を変更してセルボ・クレールに移ってきてくれました。これは本当にうれしいことです。育てていただだいたにもかかわらず、その後も継続してお付き合いをさせていただくことができるのですから。
従って、本来であれば、担当者の業務の習熟度に応じて料金を定めればいいと思うのですが、この習熟度の判断も私たちが勝手に決めたことでしかないため、実際にクライアントがどのようにお感じになるかわかりません。
単に担当者ごとに値段を決めているだけで料金表を定めていることと大差ないと思うからです。
ですから、私たちとクライアントとの最もいい報酬の取り決めは何だろうかと考えて出させていただいた結論が
上記のとおり「報酬はセルボ・クレールの担当者が決めさせていただく。」ことなんじゃないかと考えています。
これまでは、「報酬は社長の言い値」というコンセプトでやってきたのですが、これは大きな大転換であるといえます。
私たちも開業当初はとても苦労しましたので、それぞれのクライアントのステージにあった報酬を頂戴できれば、それで十分ではないかと考えていたのですが、クライアントの増加に伴い、それも段々難しくなってきました。
HPからお問い合わせをいただいて、実際にお話をお聞きすると、どんなに報酬の提示額が少なかろうと、今の状況だと無理なくお支払いいただけるのはそれぐらいだろうなと理解できますから、実際にその金額でお仕事をお受けしてきました。
しかし、長村と木下の2人でやっているのであれば個人事業の延長でそれでも受けれるだけ受けて好きなようにやっていればよかったのですが、今ではセルボ・クレールで働いてくれているスタッフもいるので、僕らが受けたいからお仕事を引き受けるというのも、何か違うなと感じていました。
そこで最もフェアな方法は、担当させていただくセルボ・クレールのスタッフが「やりたい。」「お手伝いしたい。」と思う報酬金額でお仕事をお受けすればいいのではないかと思います。
担当させていただくクライアントのお仕事にどれぐらいの労力が必要なのかがわかるのは担当者ですし、実際に担当してどのくらいの労力が必要だったのかがわかるのもその担当者だと思います。
その担当者がどのくらいの報酬をもらえていれば事務所としての採算が合うのかを判断し、その報酬金額をクライアントと相談のうえ、決めさせてもらうのが、現状では互いにベストな方法ではないかと思います。
当然クライアントにご協力いただけることがあれば、その分報酬金額を抑えることができますし、担当者のスキルが報酬の金額に見合っていないと判断されるのであれば、その旨をお伝えいただければいいのではないかと思います。
逆に、お聞きしていた内容以上に業務量が多かった場合や担当者が報酬以上に貢献しているんじゃないかと判断した場合には報酬金額の増額をお願いすることもあるかと思います。
とはいえ、起業されたばかりのお客様や業績が一時的に悪くなっているお客様については、そういうわけにもいかないでしょうから、お支払いいただける報酬金額で、担当させていただくスタッフが「お手伝いしたい。」と思うのであれば、そういったお仕事もお受けしようと考えています。
このように考えるのは、セルボ・クレールのスタッフが仕事に充てることができる時間は限られていますので、各スタッフが「やりたい。」、「お手伝いしたい。」と思う仕事にできるだけ時間を使って欲しいと考えるからです。
私たちは他の税理士事務所とは異なり、たくさんのクライアントを抱えることを志向していませんし、画一的な決まったサービスは提供したくありません。
普段担当させていただくのは担当者かもしれませんが、セルボ・クレールには様々なメンバーが所属しています。
その担当者で解決できない事案が出てきた場合には、当然他のメンバーを追加して業務には万全の体制であたらせていただきます。
個々のお客様の悩みやご相談に対して事務所のスタッフ全員で知恵を絞り、人脈をフル活用し、少しでもクライアントの事業に貢献することがセルボ・クレールの存在意義だと考えています。
顧問料の一部は「業績が悪化した場合等の報酬の前払い」であると考えています。
私たちは顧問料の一部は「業績が悪化した場合等の報酬の前払い」であると考えています。
従って、事業の業績が一時的に悪化し、顧問料が払えなくなったからといって、すぐさま顧問契約を解除するようなことは決してありません。
私たちとお客様との間では「お金の切れ目が縁の切れ目」ではないのです。
一度信頼関係ができた大切なお客様ですから、そんなときでもお客様から顧問契約の解除の申し出がない限り、会社の清算、社長のリスタートまでずっとお手伝いをさせていただきたいと考えています。
著しく業績が悪化している場合、起業して間もない場合には、会社の業績がよくなるまで、また事業が軌道に乗るまでは、たとえ報酬の金額が低かったとしても問題ありません。
柔軟にご対応させていただきます。
ただし、事前にご連絡なく報酬をお支払いいただけない場合には、顧問契約を解除させていただくことがありますので、あらかじめご理解ください。
私たちは、顧問料や決算報酬を支払うことが難しいクライアントから多くの報酬を頂戴しようとは考えていませんが、理由なくお支払いいただけない場合には、私たちも継続して業務をお受けすることはできません。
というのも、報酬をお支払いいただけないお客様にとってセルボ・クレールは、その程度の存在なんだと推し量ることができるからです。
そのようなお客様とお付き合いしていても、時間の無駄でしかありませんので、申し訳ありませんが、以後のお付き合いをお断りさせていただくことがあります。
やらないこと
私たちは、脱税や粉飾決算といった最終的にお客様にとってデメリットでしかないことについては、お客様の望みであったとしてもお応えすることはできません。
小さな脱税や粉飾決算はそもそもきちんとした決算対策を打てていないからやりたくなるのです。
私たちは、中間期や決算の3ヶ月前といったタイミングで利益の着地見込みや納税見込み額を算定し、お知らせします。
そこから決算までの間に必要な決算対策を行っていきます。
また、繰り返しになりますが、記帳代行業務や申告書作成業務だけのお付き合いはできません。
そういった業務のみを希望されるお客様は、他の低価格を標榜する税理士事務所にご依頼される方がお互いにとっていいはずです。
逆に、いま他の事務所とお付き合いの方で、下記のようなご不満をお持ちの方はいらっしゃいませんでしょうか?
こういったことに心当たりのあるお客様は、ぜひとも私どもにご連絡いただき、一度私たちと会ってみてください。
ハッキリと違いがわかるはずです。
とはいえ、顧問税理士を変えるということが、様々な理由から一朝一夕にいくものではないことも私たちは理解しています。
ですので、私たちもいきなり税務顧問を変えてくださいとお願いするつもりはありません。
まずは、じっくりお話を聞かせてください。
会社の事業のこと、資金繰りのこと、後継者のこと、節税のこと、どんなことでも結構です。
一度私たちの事務所に足を運んでいただいて、私たちを知っていただければ幸いです。
そして、すぐに顧問契約をいただけなくても、廉価でセカンドオピニオンとしてお付き合いさせていただいてもいいですし、お食事なんかに連れて行っていただいて、飲み代で精算していただいても構いません笑
ご縁を大切にしたいと考えていますので、私たちに少しでも興味を持っていただいた場合には、まずはご連絡をください。
よろしくお願いいたします。